プレイマットとは?基本的な役割と必要性
赤ちゃんがハイハイやつかまり立ちを始めると、安全な遊び場が必要になります。
プレイマットは、そんな赤ちゃんの活動をやさしく支える床材です。
柔らかい素材でできていて、転んだときの衝撃を和らげたり、冷たい床から守ったりする働きがあります。
赤ちゃんが自分の力でモゾモゾと動き始める姿は本当に愛らしいものです。
でも同時に、安全面や生活音への配慮も大切になってきます。
プレイマットは単なる床材ではなく、お子さまの成長と家族の快適な暮らしを支える重要なアイテムといえます。
多くのご家庭では、リビングにプレイマットを敷いて赤ちゃんの遊び場を作っています。
これから赤ちゃんとの生活が始まるママや、より良いプレイマットへの買い替えを考えているパパママに向けて、選び方のポイントや種類別の特徴を分かりやすく解説します。
プレイマットを取り入れる5つのメリット
プレイマットがあると、赤ちゃんにも家族にもうれしい点がたくさんあります。具体的なメリットを見ていきましょう。
1. 転倒時の安全確保
赤ちゃんがつかまり立ちを始めると、何かにつかまってはお尻からポテッと座り込んだり、時には頭から転んだりすることもあります。
プレイマットのクッション性は、そうした転倒時の衝撃を吸収し、赤ちゃんのケガを防ぐ大切な安全対策になります。
2. 床の冷たさから守る保温効果
床暖房のないフローリングは、夏以外の季節ではひんやりと冷たく感じるものです。
プレイマットがあれば、赤ちゃんが直接冷たい床に触れることなく遊べます。
また、おじいちゃんおばあちゃんが来たときなど、大人が床に座って赤ちゃんと遊ぶ際にも温かさを感じられます。
3. 生活音の軽減効果
幼児期になると、おもちゃや本、食器などを落とす場面が増えてきます。
特にマンション暮らしの場合、階下への音の配慮は大切です。
プレイマットは防音機能があり、日々の生活音を和らげる効果があります。
4. 床材の保護機能
お子さまがクレヨンでお絵かきをしていて紙からはみ出してしまったり、おもちゃで床を引っかいたりすることもあります。
プレイマットは床材を傷や汚れから守り、フローリングの美しさを保ちます。
5. 空間の区切りとしての役割
リビングにプレイマットを敷くと、見た目にも「ここが赤ちゃんの遊び場」と空間を区切る効果があります。
家族みんなが過ごすリビングの中に、赤ちゃん専用のスペースを自然と作れるわけです。

きっと転倒時の安全確保のためにプレイマットを考えてるパパ・ママが多いと思います。そういう私も、安全確保のために購入しました。まだフラフラとうまくバランスを取れす床に頭を打ち付けるのでは!?と不安になりますよね。
知っておくべきプレイマットの3つのデメリット
メリットが多いプレイマットですが、いくつか知っておきたい点もあります。
1. 清掃面での手間
フローリングと比べると、プレイマットの方がお掃除に手間がかかることがあります。
特にジョイントタイプのマットは継ぎ目に汚れが溜まりやすく、きれいに保つには定期的なお手入れが必要です。
2. 経年劣化の問題
プレイマットは毎日使うものなので、比較的早く傷んでしまう傾向があります。
掃除機での日常的な清掃や、椅子やおもちゃによる摩擦で表面が傷つき、数年で買い替えが必要になることも少なくありません。
3. インテリアとの調和
デザイン性の高いプレイマットも増えていますが、リビングのインテリアとうまく合わせるのが難しいと感じることもあります。
特に明るい色や派手な柄のマットは、大人向けのインテリアとのバランスを取るのが難しい場合があります。

プレイマットを敷くと掃除が面倒…と言われますが、私はマットを敷かなくても掃除は面倒だと思うタイプでした。でも、赤ちゃんの為!と考えたら頑張れました。
プレイマットの種類と特徴を比較
プレイマットには大きく分けて以下の種類があり、それぞれに特徴があります。
樹脂系ジョイントマット
最も一般的なタイプで、パズルのピースのように組み合わせて使います。
メリット
- 価格がお手頃(1畳あたり1,000円〜3,000円程度)
- 水拭きができるなどお掃除がしやすい
- カラフルなデザインから単色まで選択肢が豊富
デメリット
- 敷き詰めないと端が外れやすい
- 継ぎ目が気になることがある
- デザイン性に物足りなさを感じることも

敷き詰めるサイズを簡単に調整できるのは大きなメリットですよね!ただ、私にとっては継ぎ目にゴミがたまったり掃除が大変そうだったのでジョイントマットは購入しませんでした。
コルクジョイントマット
自然素材の風合いを持つコルク表面のジョイントマットです。
メリット
- 触った感触が温かく肌触りが良い
- ナチュラルなインテリアに合わせやすい
- 適度なクッション性と防音性がある
デメリット
- 耐久性が低く、端が欠けたり表面が剥がれたりすることがある
- 水に弱い面がある
- 一般的な樹脂製より価格が高め

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樹脂系ラグマット
一枚物の樹脂製マットで、ラグのように使います。
メリット
- 継ぎ目がないため見た目がすっきりしている
- 敷く作業や片付けが簡単
- 布製ラグより汚れが拭きやすい
デメリット
- サイズが限られ、広い範囲を敷き詰められない
- 価格が比較的高い
- 重さがあり移動が大変なものもある

迷いましたが、私は樹脂製ラグマットを購入しました。少し高価でしたが、安全性と掃除の楽さを考え購入を決めました!安いものを購入して買い替えるのもいいし、少し高価なものを長く使うのもいいと思います。
赤ちゃんの成長を支えるプレイマットの選び方
プレイマット選びでの大切なポイントを見ていきましょう。
厚みと機能性
適切な厚みは安全性や防音性、保温性に直結します。
一般的には1cm前後あれば基本的な機能は満たせますが、より厚いものを選ぶと性能は向上します。
ただし、2cm以上の厚みになると歩きにくさを感じたり、ロボット掃除機が乗り越えられなかったりする可能性もあります。
また、設置場所の収納扉や引き出しが開閉できるかどうかも確認しておきましょう。
厚みのあるマットを敷くと、扉が引っかかって開かないことがあります。
価格とコストパフォーマンス
プレイマットは比較的早く傷むアイテムです。
トイレトレーニングなどの時期を経て、買い替えたくなることも少なくありません。
気軽に買い替えられる価格帯のものを選ぶと良いでしょう。
また子どもの成長に合わせて、より落ち着いたデザインのものに変えたいと思うこともあります。
長い目で見て予算を考えることも大切です。
デザインと調和性
毎日目にするアイテムだからこそ、デザイン性も大切なポイントです。
機能だけなら安いものでも十分ですが、リビングの雰囲気に合ったデザインを選ぶと、空間の心地よさが大きく変わります。
特にパパママも納得できるデザインを選ぶと、子育ての日々がより楽しく感じられるでしょう。
自分たちの好みに合った素材感や色合いのマットがあると、リビング全体が温かい空間になります。
プレイマットの効果的な活用シーン
プレイマットは用途に応じて上手に活用することで、その価値をさらに高められます。
遊びのスペースとして
おもちゃを広げて遊ぶ際、プレイマットの上なら安心です。特に積み木やブロックのようなおもちゃは、落としたときの音が和らぐため、マンション暮らしの方には特に役立ちます。
お昼寝スポットとして
リビングでのお昼寝にもプレイマットは最適です。柔らかさと温かさがあるため、赤ちゃんが快適に眠れます。パパやママが近くで家事や作業をしながら、赤ちゃんを見守ることができます。
食事の場として
離乳食を始める時期など、こぼしても安心な場所が必要になります。プレイマットの上にレジャーシートを敷けば、お手入れも簡単です。

少し厚めのプレイマットを購入したので、そこでお昼寝させることもありました!私も何度か一緒に寝てしまいました(笑)
まとめ:理想的なプレイマット選びのためのチェックポイント
最後に、プレイマット選びで押さえておきたいチェックポイントをまとめます。
- 安全性と機能性を優先する:厚みや素材が適切かどうか確認しましょう
- 家の環境に合わせる:床暖房の有無や住居タイプ(戸建て・マンション)に適したものを
- 成長に合わせた選択を:赤ちゃんから幼児へと成長する過程で必要な機能を考えましょう
- 家族全員が納得できるデザインを:長く使うものだからこそ、大人も子どもも満足できるものを
- お手入れのしやすさも重視:清掃性や耐久性も大切なポイントです
プレイマットは赤ちゃんの安全を守りながら、家族の暮らしを快適にするアイテムです。
それぞれのご家庭のライフスタイルや好みに合った最適なプレイマットを見つけて、赤ちゃんとの時間をより豊かに過ごしましょう。